3Dプリンタで自分好みの鉛筆キャップを作った。

関連エントリ:2013-08-16 - 工作blog

引き続き、3Dプリンタでものを作ることにしました。


唐突ですが、僕は造形として武器が好きです。

鉛筆立てに鉛筆が立っているとどうもヤリに見えてしまいます。

でもあまり共感は得られません。

そこで誰が見ても鉛筆が武器に見えるように、それっぽい鉛筆キャップを作ることにしました。

まず手始めに基本となる鉛筆キャップを123D Designで描きました。





単純な筒型の鉛筆キャップではなく、途中に段差をつけた筒型にしました。
これは、以下の図のように途中の段差が鉛筆に引っかかって先をつぶしてしまわないようにするためです。




ここに武器のパーツをくっつければ、ただの鉛筆がミニチュアの武器に見えるはずです。

いろいろ考えて、まずはモーニングスター(フレイル型)を作ることにしました。

モーニングスターとはトゲトゲの鉄球に鎖がついたような武器のことです。

google:image:モーニングスター

描いてみたのが以下の3Dです。


前回と同じく、shapewaysに注文してみました。
素材はアルマイドという金属とプラスチックの中間のような素材です。
出来上がったのが以下のもの。

ぴったりと鉛筆にはまっています。
かなり武器に見えるのではないでしょうか?

出来栄えに気をよくしたので、他にも作ってみました。



1.槍

描いた3D

実際の出来上がり。

シンプルに槍です。先はそんなにとがっていませんが、とても槍っぽい出来栄えです。



2.バイキングの戦斧

描いた3D

実際の出来上がり

これは奮発して、ステンレススチールでプリント注文してみました。
実際に触ってみると、重くて本当の武器みたいです。(もちろん刃はついていません。刃が再現できるほどエッジは立たないようです)
このキャップをつけた鉛筆を持ったら、気分はもうバイキングです。具体的にどういう気分かと言われると困りますが。




3.ヌンチャク

描いた3D

実際の出来上がり。


別に鉛筆キャップは鉛筆一本につき1個という決まりもないので、モーニングスターの3Dファイルを使いまわしてヌンチャクも作ってみました。

残念ながらサイズ的に振り回すのはちょっと無理かもしれません。


以上が今回の工作です。

やはり描いたものが直接出来てくる3Dプリントは驚異的です。

また思いついたらなにかつくりたいと思います。

追記1:以下のリンクから購入することが出来るようにしました。よかったら購入してください。
https://www.shapeways.com/shops/aljabaganna

追記2:
途中に出てくるイラストを見てもらうと分かると思いますが、僕は本当に壊滅的に絵心がありません。でも3Dは結構簡単にかけます。3次元のものを3次元のまま描くので、絵心がいらないようです。なので絵心がないという理由で3Dをやらないのは、ちょっともったいないかなと個人的には思います。『3Dは二次元の絵もかけない自分には無理』とおっしゃっていた方がいたので、追記しました。